J-PlatPat大好き!おっさん特許技術者の備忘録

このブログについて

はじめまして。おっさん特許技術者です。

私は、特許技術者として、10年くらい、先行技術調査や中間処理対応(特許庁からの拒絶理由通知の対応等)をしています。
(弁理士試験には合格していますが、弁理士登録はしていません。)

私は、ぐうたらな性格なのか、出来る限り早く仕事を切り上げて、本を読んだり、ゲームをしたりしたいなと思っています。
鞄には常に、3DSを忍ばせているくらいです(笑)

もちろん、仕事の手を抜くことはできませんので、常々、

 
  • もっと効率的に先行技術調査を行えるようになりたい!
  • もっと適切に拒絶理由を分析できるようになりたい!

と思っています。

このブログでは、このような永遠の課題に立ち向かう私の行動を、

 
  • できる限りわかりやすく、
  • できる限り実務ですぐに使えるように、
  • ゆる~く、

記録していきます。

過去の自分にとって有益な内容となるようにと考えていますが、
同様の課題に直面した方々にとっても、有益な内容となれば嬉しいです。

  • 「できる限り実務ですぐに使えるように」と考えているので、初めて特許に触れる方にとっては、不親切な内容になっていると思います。予めご容赦いただければ幸いです。
  • 初めて特許に触れる方にとって有益な情報は、多くの方が既に発信してくださっていますので、そこへのリンクを積極的に付けていきたいと思います。
  • また、「できる限りわかりやすく」と考えているので、実務に精通された方にとっては、物足りない内容になっていると思います。この点も、予めご容赦いただければ幸いです。

少しだけ、具体的な話になります。

先の課題を解決するためには、例えば、以下のような取組が有効なのではないかと考えています。

先行技術調査
  • 技術に精通すること
  • 特許分類に精通すること
  • 先行技術調査を実施する範囲を適切に決めること
  • J-PlatPatのようなツールの使い方に精通すること
  • 先行技術調査をサポートするツールを作成すること
拒絶理由分析
  • 技術に精通すること
  • 審査基準に精通すること
  • 判例に精通すること

そのため、これらの取組についての、記事が多くなるかなと考えています。

先行技術調査や拒絶理由通知の分析は、実は、権利化までの要部分なのではないかなと考えています。

例えば、先行技術調査や拒絶理由通知の分析が適切に行えれば、「請求の範囲」の作成・補正の際に、不要な限定をしないで済むかもしれません。
また、拒絶理由通知の分析をするためには、審査基準の理解が不可欠ですが、
審査基準の理解が出来ていれば、「請求の範囲」、「明細書」、「意見書」、「補正書」において留意すべき点が見えてきます

このブログを通じて、権利化までの要部分をおさえることができるようになり、

 
  • 特許取得(拒絶理由通知解消)により近づける
  • クライアント(他部署も含む)への回答がより早くできて信頼に繋げられる
  • 自分の時間、家族との時間を、より多く持てるようになる

このような状況となる方々が増えれば良いなと考えています。

こんな感じにもなったらいいな

このブログの運営は、「過去の自分にとって有益な内容」となるように、というスタンスではあるのですが、
以下のようなことも、漠然と考えていたりします。

 
  • 多くの方に、知財(発明等)に関心を持ってもらえたらいいな。
  • 多くの方に、知財(発明等)の重要性を知ってもらえたらいいな。
  • 多くの方に、適切な知財(特許等)権を取得してもらえたらいいな。
  • 多くの方に、ビジネスで成功してもらえたらいいな。
  • (知財で成功した人を見て、)多くの方に、より知財(発明等)に関心を持ってもらえたらいいな。

このような好循環が生まれることに、このブログが少しでも貢献できるようになったら、素敵だなと考えています。